私の子供の頃の定番は何といっても毎週日曜日夜7時30分から放送された「世界名作劇場」です。昭和の子供達とその親を毎週ワクワクさせるような作品が1年に渡って放送され、時には感動し、そして涙した作品も多くあります。
では何故世界名作劇場が毎週日曜日の夜のゴールデンタイムに放送されていたのか?理由を述べることにしましょう。
当時はやはり大人・子供問わず古くから人気のあった小説や物語を選出し、それをアニメ化にすることによってどのくらい人気を出すことが出来るのかがフジテレビの高視聴率獲得の対策だったといえます。
昭和時代の日曜日の夜と言えば、夕方6時から立て続けに4本のアニメが放送され、世界名作劇場が4本目で、日曜日のアニメのお楽しみ時間を閉めていたと言えましょう。
日常のことをアニメ化している「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」が今なお長寿アニメとして放送されていますが、現代はもうこの2作品だけが残り、4本のアニメ作品が放送される習慣はなくなってしまいました。
世界名作劇場の最大の特徴は主人公が少女であることが多い事です。「フランダースの犬」、「母をたずねて三千里」、「あらいぐまラスカル」など3年連続で少年が主人公といった時期もありましたが、それ以降の作品はダントツ少女が主人公作品が並びましたね。
第二の特徴は主人公のそばには必ず動物がいた、ということを皆さんお気づきになりませんか?「アルプスの少女ハイジ」、「フランダースの犬」、「母をたずねて三千里」、「あらいぐまラスカル」、「ペリーヌ物語」、「トムソーヤーの冒険」、「ふしぎな島のフローネ」、「南の虹のルーシー」、「わたしのアンネット」、「牧場の少女カトリ」、「小公女セーラ」、「愛少女ポリアンナ物語」、「愛の若草物語」、「小公子セディ」などなど数多くありますが、一番多かった動物は何といっても犬ではないでしょうか。
犬は身近な動物でいつも人間に対しては忠誠を図っています。これはアニメも同様で、特に「アルプスの少女ハイジ」のヨーゼフ、「フランダースの犬」のパトラッシュ、「あらいぐまラスカル」のファウザー、「ペリーヌ物語」のバロンあたりはいつも主人公のそばを離れることなく、いつも一緒に行動を共にしていた「お友達的存在犬」です。そして常に主人公のピンチを救うシーンもあります。あれは本当に感動を呼びました。
それから愛嬌を振りまいた犬以外の可愛らしい動物と言えば、「母をたずねて三千里」のサルのアメディオ、「ふしぎな島のフローネ」のプチクスクのメルクル、「愛少女ポリアンナ物語」のリスのチップマックあたりでしょうか。
「あらいぐまラスカル」のラスカルは題目通り主人公スターリングと同じ動物主人公でもあったので、可愛さと愛嬌の度合いはナンバーワンでした!特にラスカルは現代でも大変な人気で、ぬいぐるみやラインスタンプとして販売されています。
ラインスタンプではラスカルのほかに、パトラッシュ、アメディオ、バロンが多く登場しています。ラスカルと共演しているのもチラホラ見掛けます。後ハイジのラインスタンプも多く見られ、アルムおんじやヨーゼフなどが登場しています。
ですから世界名作劇場の初期作品あたりは、意外に人気を保っていることがよくわかります。ちなみに私の娘はラスカルが大好きで、ビデオテープが擦り切れるくらい良く見ていました。(笑)
私が子供の頃楽しんで見ていた「世界名作劇場」。本当に今の子供達にも見て欲しいものです。
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