フランクフルトでも大金持ちと言われる大富豪の1人娘のクララですが、見た目は美しく、髪は金髪のロングヘア、頭には蝶のようなリボンをつけて、執事のロッテンマイヤーさんや召使など、なに不自由ない生活ができるお嬢様です。

ですが大富豪のお嬢様のクララは何故車いすに乗っていたのでしょうか?クララとの初対面でハイジが不思議そうに「あんた歩けないの?」と驚き、クララは「病気なの。」と詳しい病名までは明かされていません。

常に青白い顔をしていて食が細く、外出もできませんから、当然学校へは通えません。仕方なく家庭教師を呼んで毎日勉強をして、午後は昼寝をするのがクララの習慣でした。

お金持ちで何の心配もないはずのクララがどうして歩けないのか?その原因はアニメの中でははっきり明かされてはいません。元々体が弱くて歩けない、くらいにしか語られてません。

皆さん、クララがどうして足が不自由で歩けないのか、彼女は一体何の病気だったのか知りたいと思いませんか?もしかして「虚弱体質」でしょうか?食欲がなく、顔色が悪いといったことが原因ということで。でもそれでは何だかしっくりきませんね。

クララは小さいころから歩くことが出来ず、殆ど1日家の中で過ごすことが多く、外のことなど何も知りません。ですがハイジがフランクフルトに来てからのクララは徐々に様子が変わっていきます。

ハイジの話すアルプスの自然の素晴らしさに、クララは興味を持つようになります。そしておばあさまやハイジとピクニックへ森に出かけたクララは外出の素晴らしさに気づくようになります。

アニメではクララは小さいときに母親は亡くなったと語っていますが、原作で調べてみますと?何とクララの両親は離婚していたと分かりました。

母親が家を出るときに、クララは必死に追いかけたそうですが、その手を振りほどくかの様に母親は家を飛び出してしまったと言われています。そのショックでクララは歩けなくなってしまったのことです。クララ自身、母親に完全に見捨てられたとの強い思いから、「歩くことが出来ない。」といった感情が生まれて以後彼女は、歩くことが出来なくなってしまいました。

つまり現代で言うならば、母親に見捨てられた大きなストレスがクララの体に何かしら影響を及ぼし、神経症の1つとも言えます。ですからクララの体のどこかが具合が悪いということではなく、心の問題、病として身体疾患になったのでしょう。

悲観的になったクララが歩けないのは、もう私はだめなんだと自己暗示をかけていた可能性も否定できません。ですから正式な病名って言うのはクララにはないのかもしれません。

ストレスって言うのは本当に体のどこに出てもおかしくないっていいくらい厄介なものですね。ですからクララがハイジと出会えたのは本当に大きな収穫だったと言えます。

フランクフルトではハイジが来てくれたおかげでちっとも退屈することがない、と父に楽しそうに話す一面がありますし、ハイジが教会で猫をもらってきて、一緒に飼うなどした時には本当にクララは楽しそうでした。(後でロッテンマイヤーさんに発見されて捨てられたときは、悲しかったですね。)

その後山へ来たクララはどんどん元気になっていき、おんじに歩く練習を提案されます。最初は躊躇するクララも、ハイジ、おんじ、ペーターのサポートで苦しい練習を乗り越え、ついには歩けるようになります!

やはりクララも最初は「歩けない!」と諦める場面が何度もありましたが、ハイジやペーターの友情を感じつつも頑張り抜きました。

やはり心の病は周囲の暖かい励ましがあれば、本人の回復力も凄さを発揮することが分かりました!