アニメの中でもペリーヌは学校に最初から通ったことがないことについて触れられています。母・マリとの旅の途中で「私、お医者様になりたいわ。」と話します。マリは「お医者様になるには学校に行かないとね…!」でもペリーヌは前向きに「おじいさまのところについたら、学校に行かせてもらえるわね。だっておじいさまはお金持ちなんだから。」と。まだ見ぬ祖父の顔が想像できないまま、ペリーヌは祖父が優しい人だと信じ切っているのが分かります。

ですが学校に通っていないペリーヌではありますが、彼女は結構頭がいいんですよね。きっとインドで暮らしていた時に両親から色々教えてもらっていたのでしょう。

特にマロクール村での工場でのイギリス人の技師たちには、ペラペラと英語を話して、周囲を驚かせます。ペリーヌ曰く「母がイギリス人だったので自然に覚えてしまったのです。」なるほど、そういえば母・マリはイギリス人とインド人のハーフですから、幼いころからペリーヌは母の話す英語を聞いて、勉強しなくても覚えてしまったことがハッキリと分かります。

言葉というものは本当に自然に覚えて行くのがよくわかります。例えば赤ちゃんは出生時はすぐにはしゃべれません。泣きながらメッセージを送ります。でも母親が「あ~、よしよし眠いのね」もしくは「お腹すいたのね。」と抱き上げると不思議に泣き止みます。

あれって人間の本能だと思いませんか?だって言葉が理解できないはずの赤ちゃんは、さっきまで泣いててもちゃんと泣き止むんです。実に不思議ですよね。

そして1歳、2歳と一人歩き出来るようになり、3歳になるころには殆どの子供が日常的会話が出来るようになります。結局身近な両親の話す言葉を自然に覚えてしまった!これは誰も教育することなく、子供自身が自分の耳で聞いて自然に覚えたことなのです。ですからペリーヌだって同じことです。母親が常に英語を話していれば、特に教えなくてもどんどん覚えて行ってしまうのです。

それだけ子供の脳は軟らかく、覚えたことはすぐに何でも吸収してしまう力があります。

それにペリーヌは池のほとりの小さな小屋で、1人暮らしをするなどしていましたが、13歳の少女の割にはしっかりとした生活設計をたてていました。トロッコ押しの少ない給料でいかに上手にやりくりするか?手作り出来るものは何でも作り、お金を使わずに食べられるものは何でも工夫して料理して食べるなど、本当にペリーヌはやりくり上手な少女です。

インドで暮らしていた時に両親からしっかり色々教育されていたのでしょう。でなければあんなに自分で自分のことなど出来るはずがありません。

ペリーヌは父がフランス人、母がイギリス人のハーフの娘です。ですからフランス語と英語が堪能であってもおかしくありません。2か国語が話せるなんて素晴らしい能力を持っていますね!

まだ孫だともしらずにいたビルフランが「利口な娘」と誉めるのも無理はありません。現代式で言えば、ペリーヌは語学に関してはかなりスキルの高い少女だったと言えます。学校に通っていなくても頭がいい少女だとつくづく納得出来ます!